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働く人から見た
テックスマ

実際に働いてみてどうなの?

ベテラン・中堅社員が語る台本なしの本音トーク

キャリア35年のシニアマネージャー・古家、10年選手、機械オペレーターのテクニカルサブマネージャー・加藤、3代目次期社長(2023年6月社長就任)との清水がそれぞれの視点で語るテックスマとは?

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── そもそもどうしてテックスマへ?

古家:僕の入社は35年前で、まだ先代の社長の頃でした。紹介で来て、社長の人柄が良くてね。職人気質で仕事に厳しく、人に優しい方でした。

 

清水:35年てすごいですね…でもそう考えると今の社長もすごいですね。もう50年くらいやってますよね…。

 

加藤:(社長は)加工についてはまず間違いないですからね。僕の志望動機は大学の工学部を中退して、別の会社を経験した後、手に職をということでハローワーク通じて受けました。書いてある条件が一番現実的だったんですよ(笑)。一人前になるのに10年かかるとか、給与も変に高くない。経験も不問だったし、お話を聞いてるとものづくりに真摯に向き合ってるので、ここでお世話になりたいって思いましたね。もうその10年になるんですけど。

 

古家:そんなになる?じゃあもう一人前やん。

 

加藤:ものすごく冷や汗の出る言葉です…(笑)。こうだ!と到達したことが実は違うということがよくあって奥の深い仕事だなと思います。社長からも一生勉強やと。僕の半年前に清水さんが入ってるんですよね。

 

清水:そうですね。僕の場合は、生まれた時から継ぐことを刷り込まれてたような…。別の会社で3年働いて、家業に戻りました。外の会社に入る時、今の仕事に役立つところに就職しようか?って社長に聞いたら「別にええで」って。

 

加藤:わからんではないですね。近い業種で変なクセつけて来られるよりは…

 

清水:それ言われましたね!やり方・考え方は会社によって違うから、中途半端な知識よりはまっさらな方がって。例えばうちの社長は、すごく綺麗好きなのが工場の清掃に繋がってたり。仕事にも真摯に向き合ってて、自分たちの技術に誇りを持ってるというのは社風ですよね。

 

加藤:社長よく「職人じゃなくて、技術者としての誇りをもて」って言われますもんね。

 

清水:職人って言葉がね、嫌いなんですよ。

 

加藤:理屈をもって事にあたれ、って意味ですよね。

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── テックスマに入って良かったと思う瞬間は?

古家:なかなかないですねぇ(笑)

 

一同:(笑)

 

古家:いやいや冗談です。仕事が切れないのはすごいと思います。コロナでもなくなってないし。35年間仕事がないから休めってことが一度もないですね。そしてそうやって頑張って利益が出たらちゃんと分配してくれる。賞与の他に決算賞与と言うのがあります。従業員のことを大切にしてくれてるなっていうのは感じますよ。加藤くんは?

 

加藤:僕は、技術者としてはややこしいものを作れた瞬間ですね。あの達成感はすごいです。やった!!って。できなかったことができるようになる、進歩を実感できるのは大きなやりがいです。

 

清水:分かります。古家さん(くらい長いキャリア)でも、今でも達成感てありますか?

 

古家:ありますよ。ただ、失敗した時の落ち込みもすごいけど(笑)加工する金属の材料費がとにかく高いんですよ。中には何百万とかするから。材料費が高いから全部本番一発勝負。テストがないんよね。

 

清水:それでもウチは業界内では突出して不良品数が少ないんですよね。材料を加工する前に方法をものすごく考えてから加工に入るから。その分納期は長めにもらいますが、他社さんと値段で競わされることがない。値段でなく信頼と技術に仕事がきてるのは技術者としての誇りですね。

 

加藤:ウチは量産品じゃなくて一点ものも多いですから、全部自分が担当するんですよね。だから成功も失敗も自分のもの。緊張感はありますけど、やりがいは大きいです。もちろん経験が浅いときは丁寧に面倒見てくれます!(笑)あ、清水さんの良かった瞬間は?

 

清水:僕は工場見学に来てくれた人を見たときですね。同業者は絶対に素晴らしいって言ってくれるし、一般の方も綺麗ですねって。清掃と整理整頓はテックスマでは当たり前ですが、おそらく製造業の中では相当キレイだと思います。あと定時が早いですね。16時半なので。終わってから予定も入れられます。

 

加藤:残業代もしっかり出ますし。

 

清水:実は、タイムカードよりも多めに出してます。みんな自主的に定時より早く来て、準備してくれているので、会社の方はそこを見て評価してっていうのは良いサイクルかなと。…まぁ当たり前のことなんですけど。

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── これだけは言いたいテックスマ自慢!!

古家:自慢はみんな一緒じゃない?設備が最新鋭…

 

加藤:設備は本当にすごいですよね!

 

古家:なかなかこの規模の会社でこの設備はないですよ。

 

清水:社長が良く言うのは、「一流の技をもつ剣士に最上大業物の日本刀が出会ったらどうなると思う?」と。最強ってことなんですけど、設備が最新だってことは、良い刀を使うってことなんですよね。

 

古家:時代に合わせたものを作ってほしいという注文がくるので、その時代にあった機械を使わせてもらえるのはありがたいことですよ。

 

加藤:新しい機械って楽しいですもんね。今までと感触が違うのが実感できて。3D計測器というのがありますが、自分たちが作ったものの寸法を数値で見たとき、図面通りピシッと決まってると「よし!!」ってなりますよね。

 

清水:もちろん機械で加工するんですけど、使う人の技術が大きい。もちろん製品の寸法は合ってるし、合ってなきゃいけないんですけど、それが数値で狂いがないとうれしい。

 

加藤:加工品の幅も広いですよね。手のひらサイズから1tくらいまでのものを作れる。普段からいろんなサイズを見ているので、パーツを見ると全体が大体想像つきますよね。それによって気をつけるポイントが分かったり。全体像から細部を見極められるのはテックスマという環境が大きいと思います。

 

古家:ウチなら大概のものをやってくれるって頼られてるのは、技術者冥利につきるね。あと、自慢で言うと人間関係ギスギスしてるとかも一切ないよね。

 

加藤:それは確かに!人間関係のストレスがないですね。

 

清水:仲良いから何でもすぐ聞けますもんね。古家さんは職業訓練校の指導員の資格もってますから、みんなの先生みたいな感じで。あと、自分のやりたいことや資格取得に対してのバックアップも充実してるかな。ウチは加工士は全員技能検定1級をもってるし。

 

加藤:残業時にパンとジュース出ますね(笑)

 

清水:お昼も食事補助がお弁当一回につき半分くらい出てますし、稟議書がないので必要なものはすぐ買ってくれる。そういう日常の小さなことはたくさんありますね。

 

古家:クリーニングもそうやなぁ。週1回ユニフォーム洗ってくれるのは楽やで。

 

清水:あとは健全経営です(笑)

 

加藤:経営状態を知らない一社員でも、これだけの頻度で何千万級の最新機械を買えるってことはちゃんと借り入れができてるってことだよなって驚きます。

 

清水:そうなんですよ。この会社規模でこれだけ融資してもらえるのは経営に対する信用ですよね。

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── これからやってみたいこと

加藤:僕は加工をより知るためにその前の段階の設計を勉強したいですね。設計者の意図が分かることでさらに加工の精度を高められると思うんです。

 

古家:向上心あるなぁ。僕は、やっぱり人を育てていきたいですね。一人前になるのに十年かかるとしたら、今から技術を残していきたい。ここで培ったものですし、会社に恩を感じてるので。

 

加藤:それは僕もあります。30歳超えてから拾って育ててもらえたのは今も感謝してますね。

 

清水:僕は加工で言うともっと専門的な加工がいろいろとあるので、それを経験して極めていきたいですね。事業を継ぐ立場としては、自社の製品開発とか。

 

古家:清水くん、カフェやらへんの?

 

清水:ファクトリーカフェを(笑)。あとは新規のお客さんを増やしたり、最終的には製造業に言われる3Kのイメージを『カッコいい』『快適』『稼げる』に変えたいですね!

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── エントリーを考えてくれている方へ

加藤:元も子もないですが、しっかりやれば他の会社に行っても役立つ高度な技術を身につけることができます。能動的に学ぶことで得るものが大きいので、前向きに取り組んでくれる人が向いてると思います。あ、できれば会社には残ってくれると嬉しいです(笑)。

 

古家:“自分でできること”は、環境が変わっても奪われるものではないので、そういうものを持つことが生きる上で大切なんだと思います。だから、何事もできるようになるまでは頑張ってほしいですね。

 

清水:数学や理科など答えのあるものが好きな人に向いてる仕事だと思います。あとは、真面目で丁寧な人。0.01ミリの仕事をするので。どこまで伝わったか分からないですが、僕らの仕事は誇りをもてるかっこいい仕事です。だから、そのかっこいい仕事を一緒にやりましょう。かっこよくて、安定してて、手に職もつく!そんな仕事です。

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